ローターの角度を変更することによりヘリコプターのような垂直離着陸ができるティルトローター機はV-22オスプレイが有名ですが、民間企業「Elytron Aircraft」は2人乗りのティルトローター実験機「Elytron 2S」を開発しました。
Elytron Aircraftはこれまで主に垂直離着陸機の開発を行ってきた民間企業なのですが、航空機としては非常に珍しい主翼と尾翼が結合した結合翼を採用したティルトローター実験機のフレームを開発したと発表しています。
Elytron: 民生用ティルトローター機のエアフレームが完成 - BusinessNewsline
▲Elytron 2S(モックアップ)
この機体はElytron 2Sという2人乗りの航空機でプロペラの角度を変更することで垂直離着陸が行え、上空では一般的なプロペラ機に似た飛行と速度を出すことができます。同社によると、これまで航空ショーなどで実物大モックアップなどを展示してきており、今後の販売に向けた最初の実験機となる本体フレームを製造しました。
今後エンジンやローターを設置することで試験飛行を行いより大人数を載せることができる大型機の開発も行うとしています。
具体的には4人乗りのElytron 4S、10人乗りのElytron 10Sを一般向けに商品化を目指しており、現在想定しているスペックとしては4Sは1075馬力、10Sが4000馬力エンジンを搭載し最大飛行距離は約1645kmと約2398kmとなっています。
▼Elytron 10S
Photo:Elytron Aircraft
Elytron: 民生用ティルトローター機のエアフレームが完成 - BusinessNewsline
▲Elytron 2S(モックアップ)
この機体はElytron 2Sという2人乗りの航空機でプロペラの角度を変更することで垂直離着陸が行え、上空では一般的なプロペラ機に似た飛行と速度を出すことができます。同社によると、これまで航空ショーなどで実物大モックアップなどを展示してきており、今後の販売に向けた最初の実験機となる本体フレームを製造しました。
今後エンジンやローターを設置することで試験飛行を行いより大人数を載せることができる大型機の開発も行うとしています。
具体的には4人乗りのElytron 4S、10人乗りのElytron 10Sを一般向けに商品化を目指しており、現在想定しているスペックとしては4Sは1075馬力、10Sが4000馬力エンジンを搭載し最大飛行距離は約1645kmと約2398kmとなっています。
▼Elytron 10S
Photo:Elytron Aircraft