人民警察

中国公安部は2010年から2014年末までの5年間で死傷した人民警察の数を発表し、なんと2,000人を超える殉職者を出していたことが明らかになったとのことです。

2015年4月6日、中国公安部によると、2010年から昨年までの全国の人民警察の職務中の死傷者数は2万2870人で、うち死者は2129人だった。死者の過半数を病気による突然死が占めた。京華時報が伝えた。 

Record China
中国メディアによると2万2870人という死傷者数について詳しい内訳としては重傷者は2643人、軽傷者1万8098人だったとのことです。また、多くの死傷者が出る理由として記事では「犯罪者との戦いが主な原因」としており、人民警察に対する暴力の他にも病気によるとする突然死が多いとしているようです。

▼人質になる人民警察(参考)
人質になる人民警察

公安部としては人民警察の安全と健康、自衛のための実践訓練を行うことで死傷者を減らす努力をすると話しており、合わせて人民警察に対する暴力抑止として「警察襲撃罪」の設立を目指すとのことです。

調べてみたところ日本では2003~2006年末の4年間の殉職者は24人、アメリカは2006年の1年間で151人が殉職しているようです(参考)。ただ、中国のように「突然死」という病気による死亡者を入れているのかどうかは不明なのですが、国内の人口が多いため警察官の人数、死傷者も多くなることを考えても多いという印象を受けます。

報道はされないものの中国各地ではほぼ毎日のように暴動が発生しているとされ、矢面に立たされることを考えると死傷者が極めて多いというのは納得できます。