udonn

日本各地で食べられる麺料理として「うどん」。しかし、独特の食感が中国人には違和感があるそうで、口合わないという意見が多く寄せられていたそうです。 

Record Chinaによると、中国版ツイッターこと微博(ウェイボー)で最近、日本へ訪れた際に食べたと思われる「うどん」についてある書き込みが話題を集めていたといいます。その書き込みには日本のうどんがまずくて全く受け入れられないというものだったようです。

うどんはふわふわした食感でまずい?=中国ネット「麺愛好家...:レコードチャイナ

書き込み内容は「日本のうどんがまずいと感じるのは私1人だけだろうか。作り方の問題ではなく、麺の食感が何か間違えている。ふわふわした口当たりで、中年男性の肌のようにプニョプニョしている。刀削麺蘭州拉麺と比べると、全く受け入れられない」というものです。

つまり、太い見た目とは異なり麺が柔らかく歯ごたえ無いことに違和感があるとのことで、この書き込みについては「その通りだ」とする意見が比較的多く寄せられていたそうです。

▼刀削麺
刀削麺

▼蘭州拉麺
蘭州拉麺

確かにこの2つからすると食感が違うというのはよくわかりますね。

調べたところ、現在の中国には『うどん』に似た麺料理はないようです。ただし「朱子寿面」という食べ物が福建省尤渓県に存在しているらしく、これを弘法大師が中国(唐)から持ち帰り「うどん」として日本に広まった…云々と主張する人もいるようです。(太さもうどんに似ている)

現在の中国では『うどん』は「烏冬麵(発音はウードンミン)」という香港に出店した日本料理店の表記がそのまま中国大陸に広がっているそうで、スープ等は異なっているものの基本的に日本のうどんと同じような味付けと麺の太さになっているとのことです。