Oculus Rift_3

3Dヘッドマウントディスプレイの代名詞ともなっているOculus VR社製「Oculus Rift(オキュラスリフト)」の製品版が2016年前半に販売されることが明らかになりました。

BusinessNewslineによると、仮想現実対応ヘッドマウントディスプレイの製品版について2016年第1四半期に出荷することが公式ブログで発表されているとのことです。

Oculus VR社製「Oculus Rift(オキュラスリフト)」は2012年以降これまで開発者向けに販売が行われており来年からは一般消費者も手軽に仮想現実対応のゴーグルを使用できるというVR元年になることが予想されます。

販売されるOculus Riftについて詳細は明らかになっていないものの昨年発表されこれまでゲーム展覧会などで一般公開されていた「Crescent Bay」をベースにしたもの(参考)となっており、詳細な製品版のハードウェアのスペックや対応ゲームタイトルなどは後日発表されるとのことです。(Oculus Connectでは解像度が2560×1440、リフレッシュレートは90Hzと言われている)

▼製品版Oculus Rift
Oculus Rift_1

Oculus Rift_2



Oculus Riftは左右の目に独立させた映像を映し出す事により、これまでにない3D仮想現実と没入感を得られることが最大の特徴で特にゲーマーを中心に注目を集めているハードウェアです。本体はレンズを通して全面のディスプレイを覗きこむ形となっており、レンズにより歪む画面の像はソフトウェアで補正することで安価なパーツから製造することが可能となっています。

ただ、本体価格は高価になることが予想されておりOculus Riftを導入する側のPCについてはある程度のハイエンド仕様のスペックが要求される可能性がある言われています。