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総務省は大手携帯電話3社(ドコモ、AU、ソフトバンク)に対し、インターネットの通信速度について理論値ではなく実際に測定した実測値を示すよう促すガイドラインを発表しました。

PC向けインターネットやスマホ向けインターネットには必ず通信速度として「最大○○Mbps」などと表記がされていますよね。これについて総務省は大手携帯電話3社にパンフレットや広告などで表示する通信速度について実測値を示すよう求めるガイドラインを発表したようです。

スマホ速度の広告表示、実測値に…理論値と差 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

記事によると、携帯電話各社が提示している回線速度の理論値について実際の利用では大きく下回ると場合が多いとし、携帯電話各社はこれを改善するため全国10都市の計1500か所で計測し「最低○○Mbps~最大○○Mbps」といった幅をもたせ示すよう促していくとのことです。

今回の実測値を提示するという案についてはネットでは「対策が遅すぎる」という声が目立っており、測定する方法についても「第三者機関が測定しなければ意味が無い」「利用者が少ない夜間に測定しそうだ」などという趣旨のコメントも多く寄せられていました。

具体的にどのような計測が取られるのかはガイドラインを見なければわからないのですが、現段階でも将来示されるであろう実測値についても既に疑いの目が向けられているという状態になっています。