
SF映画では人間やカメラでは映りにくいという光学迷彩を着た兵士が登場しますが、米陸軍はこれに似たような次世代の迷彩を開発しようと研究を進める計画があるそうです。
米陸軍は、戦場で兵士を見えなくするスーツを1年半以内に開発したいと考えている。カナダのHyperStealth Biotechnology社など一部の企業はすでに、米陸軍が求める条件をもう少しで満たせるところだと主張している。私達が一般的に想像する光学迷彩とは映画「プレデター」に登場するような、ほぼ完全に背景に溶け込むことができるものです。
WIRED.jp
しかし、米陸軍によると新たな迷彩とは、完全に目で見えなくなるものは開発が難しいということで、最低限でも特定の波長(例えば赤外線)などからは見えないようにでき、また全天候下で使用可能で電源は不要という服のように着れるものがよいとしています。
米軍では映像投影型という光ファイバーを織り込んだ衣類というものが正式採用されているらしく(Wikipedia)、服自体は安価なものの実際は投影装置が別途必要でそこから動けば簡単に見つかるというものになっているようです。
記事によると、このような特定の波長や方法で映らないような装置や素材は登場しつつあるものの、実用にあたってはどうやら問題になることがあるらしく今回提案したような第三の光学迷彩を求めていると言う感じです。
ちなみに「具体的にどのようなものなのか」という点については記事でも登場するHyperstealth Biotechnology社の例として、過去に謎の光学迷彩を発表しており(参考)これは「カメラもバッテリーもライトも鏡も不要なうえ、軽く安価。さらに赤外線観察装置やサーマル・オプティクスなどでも発見できない」などとCEOが説明しています。
▼Hyperstealth Biotechnologyの光学迷彩とされるもの

ちなみに「具体的にどのようなものなのか」という点については記事でも登場するHyperstealth Biotechnology社の例として、過去に謎の光学迷彩を発表しており(参考)これは「カメラもバッテリーもライトも鏡も不要なうえ、軽く安価。さらに赤外線観察装置やサーマル・オプティクスなどでも発見できない」などとCEOが説明しています。
▼Hyperstealth Biotechnologyの光学迷彩とされるもの
