CST-100

航空宇宙最大手、ボーイング社は自社が開発した宇宙船CST-100を使用した国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士の輸送について、2017年に初打ち上げを行う契約を受注したと発表しているそうです。

米航空宇宙大手のボーイング社は5月27日、米航空宇宙局(NASA)から、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士の商業輸送契約を受注したと発表した。これまで有人宇宙飛行はスペース・シャトルやロシアのソユーズ宇宙船など、国の機関が開発、運用を主導する宇宙船が担っており、民間の企業が開発、運用する宇宙船によって行われるのは史上初のことになる。

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引用先にも書かれているように、NASAは国際宇宙ステーションなど低軌道への人員、物資の輸送について将来的に民間企業が開発した宇宙船により行い、一方NASAはより遠くの月や小惑星、火星といった深宇宙へ宇宙飛行士を送るという計画が出されました。

結果的に国際宇宙ステーションが引退する2024年まで物資の輸送と人員の輸送は民間企業により行うということになり、現在アメリカでは何れも民間企業のオービタル・サイエンシズのシグナス補給船やスペースXのドラゴン補給船が実際に物資の打ち上げを行なっています。

一方人員の輸送について2014年9月にNASAにより行われた3度目の審査でボーイング及びスペースXが行うことが決定していました。記事によるとスペースXについても今後同様の契約が交わされる見込みで、どちらが早く宇宙飛行士の打ち上げを行うのかはまだ決まっていないとされています。

CST-100



ボーイングが開発している宇宙船CST-100はアポロ計画で使用された宇宙船とほぼおなじ形状のカプセル型です。内部にはスペースシャトルと同じ7名が搭乗することができます。

ボーイングはこれまでアポロ計画からスペースシャトルの開発に参加している企業である宇宙開発に関しては実績があり、NASAが開発しているオリオン宇宙船の派生機種である『オリオン・ライト』の技術が入っていると言われています。宇宙船本体は10回程度再使用できます。

ちなみに、CST-100の開発チームは「NASAとの契約に失敗した場合は全員を解雇する」などと本社から通達を出されていたことが明らかになっています。(参考)