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先日、韓国でMERS感染者がかんしゃくを起こし「みんなに移してやる!」などと病院の設備を破壊し逃亡する出来事があったと報じられていますが、一方中国でもMERSの感染の疑いがあった女性が検査を受けるまでの時間に文句をつけ病院から逃走する騒ぎがあったと報じられています。(写真は参考資料)

中国メディア『人民網』によると、中国湖北省武漢市に暮らす市民が発熱などの症状を訴え病院に訪れた患者が「検査を行うまでの時間が長い」などと苦情を口にし検査を受ける前に帰宅する出来事があったと報じています。

韓国旅行から帰国した中国人女性、MERS検査を待ちきれずに病...:レコードチャイナ

記事によると、症状を訴えたのは先月下旬に旅行で韓国に訪れていた女性でMERSが広まっていた先月末に帰国。数日後に急な発熱に見舞われ6月4日夜に病院に駆け込みました。

最初に女性を診察した医師は感染症科に行くよう指示を受けこの間、症状を訴える女性が「韓国から帰国したばかり」などと口にしたことで急きょMERSの検査を行う準備を始めていたといいます。しかし、女性は準備の待ち時間にイラだち始め検査を受けるよう促されたもののそのまま帰っていったといいます。
ちなみに女性が「帰る」と口にし始めたのは準備開始から僅か10分が経った頃でした。

その後、警察当局も投入され女性の行方を探しようやく翌日夜に拘束。検査が行われたものの結果は陰性でただのインフルエンザだったことが分かったとのことが分かったとのことです。

現在中国では韓国からの入国者1人が発症し入院しているだけで国内で広まっていることはありません。MERSの感染拡大が噂されている中で観光を行なっていたことについて女性の行動と判断には非難の声が多く寄せられいるとのことです。