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旧ソ連時代にブラン計画で開発されていたのはアメリカのスペースシャトルに似た宇宙往還機です。最近2号機となるプチーチュカが撮影され話題を集めているようです。

1989年に2度目の宇宙飛行を行ったのを最後に計画そのものが破棄されたソ連版スペースシャトルの現存する機体がバイコヌール宇宙基地の廃墟に放置されている映像がロシア人写真家によって公開され、Redditで大きな関心を集めている。

BusinessNewsline
この写真が撮影されたのは旧ソ連崩壊後独立したカザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地です。この基地はロスコスモス、ロシア連邦宇宙局が管理している施設なのですが、基地には現在は使用されていない巨大施設『MIKビルディング』(グーグルマップ)が残っており、その内部には宇宙往還機が当時の姿で保管(放置)されているようです。

撮影されたのはブラン計画で作られた2機で1機は2番機「プチーチュカ」と愛称がつけられた機体です。もう1つは3番機「2.01(バイカル)」と考えられるのですが詳細は不明とのことです。

ブラン計画で開発された機体はアメリカのスペースシャトルとその形状は非常似ているものの、ブランにはメインエンジンにあたるものが搭載されていないなど打ち上げ方法などは全く異なっています。
1号機は1988年11月15日に無人で発射され206分の飛行を終えバイコヌール宇宙基地の滑走路に自動着陸を成功しています。当初の計画では1992年に有人打ち上げを行うはずだったものの1991年にソ連が崩壊。その後、2000年に入ってから「ブラン計画が再開するのではないか」などと噂されていたのですが、2009年に当時ロシア連邦宇宙局のアナトリー・ペルミノフ長官が「ブランの復活はありえない」と正式に否定しています。(参考)

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▼1980年代に撮影されたMIKビルディングとブラン
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▼発射前のブラン
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