あまりにもダサすぎるということで中国でも話題になることがある制服(写真)。中国の制服は一部例外を除き『ジャージ』となっています。しかし、ここ最近「見た目が悪い」として特に生徒から声が強まっていたことを受け今後見直がされる可能性があるとのことです。
Record Chinaによると中国で現在定められた制服について中国教育部が『意見書』なるものを発表し、今後柔軟に制服が選べるよう国際基準に合わせたものに変更していくとしているようです。
中国の制服はダサすぎる?あまりの醜さに批判集中、「学生の...:レコードチャイナ
中国の学校制服について基準は今から22年前の1993年に設けられ、現代までこの基準に沿った制服が採用されています。しかし、中国の制服は日本や韓国の制服とは明らかに見劣りするもので冒頭に書いたようにジャージになっています。
しかし、最近になり他国(主に日本や韓国、台湾など)に比べ中国の制服が見劣りすることからネット上では「毒校服」「醜校服」などと呼ばれる事態になっていたといいます。
そこで中国教育部は学校制服に関わる工商総局、質検総局、国家標準委員会と連名で制服の意見書を発表。ここには制服の生産や仕入れなどを国際基準に合わせるとともに、生徒が自分で制服を選んだり、指定の制服を仕立てたりすることを認める内容が書かれていたとのことです。
つまりこれまでの学校ごとにデザインは異なってはいたものの『ジャージ』から他の制服を採用することができ、どの制服にするかは生徒自身が選ぶことができるようになります。ただ、安全性や品質を維持することを目的に『国家基準厳守』、『品質検査強化』、『監督処罰システムを設けて企業や関係者の監督管理を強化』することが盛り込まれているとのことです。
難しいことが書かれていますが要は、コスプレに等しい制服などとんでもないデザインが採用されないように一定の制限が加えられたということになります。
中国では試験的に日韓台のような制服を導入した学校が現れています。例として、2014年河南省にある鄭州市の高校では生徒にデザインを決めてもらい生徒、教師、保護者らの投票で制服を採用するというコンペが行われました。
決まった制服のデザインは日韓台のような制服デザインになっており、生徒や親の判断で着ることができる(つまりジャージーでもよい)とされたものの、全生徒360人中300人が購入したとされています。
▼導入された制服
ただ、他にも現代風の制服の導入を考えた学校では「綺麗な制服は子どもたちの異性に対する感情を刺激する」、「恋愛に走ってしまい勉学がおろそかになる。子どもたちを人に会うのも恥ずかしいような元の制服に戻すべきだ」などと親が声を上げることがあり中止になったケースも存在しています。
ちなみ2013年にもデザインを生徒から募集し制服を選ぶことが行われていたものの、何故か日本のアニメや美少女ゲームに“強く影響された”デザインがいくつも提出され、あろうことか最終候補に残ってしまうという出来事が確認されています。
▼2013年に募集されたある学校の制服デザイン最終候補
中国の制服はダサすぎる?あまりの醜さに批判集中、「学生の...:レコードチャイナ
中国の学校制服について基準は今から22年前の1993年に設けられ、現代までこの基準に沿った制服が採用されています。しかし、中国の制服は日本や韓国の制服とは明らかに見劣りするもので冒頭に書いたようにジャージになっています。
しかし、最近になり他国(主に日本や韓国、台湾など)に比べ中国の制服が見劣りすることからネット上では「毒校服」「醜校服」などと呼ばれる事態になっていたといいます。
そこで中国教育部は学校制服に関わる工商総局、質検総局、国家標準委員会と連名で制服の意見書を発表。ここには制服の生産や仕入れなどを国際基準に合わせるとともに、生徒が自分で制服を選んだり、指定の制服を仕立てたりすることを認める内容が書かれていたとのことです。
つまりこれまでの学校ごとにデザインは異なってはいたものの『ジャージ』から他の制服を採用することができ、どの制服にするかは生徒自身が選ぶことができるようになります。ただ、安全性や品質を維持することを目的に『国家基準厳守』、『品質検査強化』、『監督処罰システムを設けて企業や関係者の監督管理を強化』することが盛り込まれているとのことです。
難しいことが書かれていますが要は、コスプレに等しい制服などとんでもないデザインが採用されないように一定の制限が加えられたということになります。
中国では試験的に日韓台のような制服を導入した学校が現れています。例として、2014年河南省にある鄭州市の高校では生徒にデザインを決めてもらい生徒、教師、保護者らの投票で制服を採用するというコンペが行われました。
決まった制服のデザインは日韓台のような制服デザインになっており、生徒や親の判断で着ることができる(つまりジャージーでもよい)とされたものの、全生徒360人中300人が購入したとされています。
▼導入された制服
ただ、他にも現代風の制服の導入を考えた学校では「綺麗な制服は子どもたちの異性に対する感情を刺激する」、「恋愛に走ってしまい勉学がおろそかになる。子どもたちを人に会うのも恥ずかしいような元の制服に戻すべきだ」などと親が声を上げることがあり中止になったケースも存在しています。
ちなみ2013年にもデザインを生徒から募集し制服を選ぶことが行われていたものの、何故か日本のアニメや美少女ゲームに“強く影響された”デザインがいくつも提出され、あろうことか最終候補に残ってしまうという出来事が確認されています。
▼2013年に募集されたある学校の制服デザイン最終候補