今月、北京市で開催されたとある展示会でアメリカのビッグドッグを模倣した中国版ビックドッグが展示されていたことが明らかになりました。
中国メディア『今日头条(TouTiao.com)』によると今月16日、北京市で開幕した国防科技工業軍民融合発展成果展でアメリカのビッグドッグの形状と極めて近いパクり『ビックドッグ』が展示されていたと報じています。
中国也有大狗机器人了!(中美两国大狗比一比) - 今日头条(TouTiao.com)
記事によるとこの展示会は軍用から民間用に転用されたものを公開するというもので、開発したのは中国南方工業集団(中国兵器装备集団公司)という中国中央政府が直接管理する国営企業です。
スペックとしては重量は250kg、重量160kgの荷物を乗せた状態で高さ20cmの障害と最大傾斜30度の坂を登ることができるとのことです。最大速度は秒速1.4m(5km/h)でおよそ2時間走り続けることが可能としています。中国南方工業集団によるとボストン・ダイナミクスのビッグドッグ同様の製品レベルに達していると説明しており、軍用以外でも輸送、地質探査、災害救助等に使用できるとしています。
パクられ元のビッグドッグは2005年ボストン・ダイナミクス及びJPL(ジェット推進研究所)、ハーバード大学が開発した四足歩行ロボットで15馬力の2ストローク単気筒ガソリンエンジンを動力に油圧ポンプを駆動させ足を動かしています。
ビッグドックの重量はパクリ版ビッグドックよりも100kg以上軽い110kg。154kgの重量を載せたまま時速5.3kmで移動可能です。
▼ボストン・ダイナミクスのビッグドッグ
Photo:MIT Technology Review
以下は中国版ビッグドッグ
中国也有大狗机器人了!(中美两国大狗比一比) - 今日头条(TouTiao.com)
記事によるとこの展示会は軍用から民間用に転用されたものを公開するというもので、開発したのは中国南方工業集団(中国兵器装备集団公司)という中国中央政府が直接管理する国営企業です。
スペックとしては重量は250kg、重量160kgの荷物を乗せた状態で高さ20cmの障害と最大傾斜30度の坂を登ることができるとのことです。最大速度は秒速1.4m(5km/h)でおよそ2時間走り続けることが可能としています。中国南方工業集団によるとボストン・ダイナミクスのビッグドッグ同様の製品レベルに達していると説明しており、軍用以外でも輸送、地質探査、災害救助等に使用できるとしています。
パクられ元のビッグドッグは2005年ボストン・ダイナミクス及びJPL(ジェット推進研究所)、ハーバード大学が開発した四足歩行ロボットで15馬力の2ストローク単気筒ガソリンエンジンを動力に油圧ポンプを駆動させ足を動かしています。
ビッグドックの重量はパクリ版ビッグドックよりも100kg以上軽い110kg。154kgの重量を載せたまま時速5.3kmで移動可能です。
▼ボストン・ダイナミクスのビッグドッグ
Photo:MIT Technology Review
以下は中国版ビッグドッグ