
ニュージーランド政府によると国内で生産される発電量の割合として2025年までに再生可能エネルギーを9割にするという計画を発表しています。
様々な発電所からエネルギーが供給されている現在、一方で地球温暖化に伴うCO2排出量削減が求められていることからCO2の排出が少ない発電所へ切り替える国が出始めています。
ニュージーランド、2018年まで石炭火力発電所を全廃・2025年までに再生可能エネルギー依存度を90%に - BusinessNewsline
BusinessNewslineによるとニュージーランドのエネルギー相が発表したこととして2025年までに再生可能エネルギーにより発電量の割合を9割とすることと、2018年までに国内の石炭火力発電所を全廃するという野心的な計画を打ち出しました。
記事によると、ニュージーランドでは現在、国内最大のエネルギー供給会社『Genesis EnergyのHuntly Power Station』の2基の石炭火力発電所が稼働しているものの、2018年12月に稼働を中止しそれ以降はCO2の排出量が少ないLNG火力発電(液化天然ガスの火力発電所)に変更していくとのことです。
ニュージーランド留学センターによると、国内で生産されている電力のおよそ半分の53%が水力となっており、地熱13%、風力5%と続いています。また原子力発電所は1基も建設されていません。これは『非核法』という日本のような「核を持たない、持ち込みも認めない」という内容の法律(原則ではない)があり、レントゲン等の医療目的の放射線機器を除くあらゆる人工の核の利用が禁止されているためです。
一方で電気代が高く一般家庭の電気代はひと月あたり300-400ドル(25,000円~35,000円)とされているようです。
ニュージーランド、2018年まで石炭火力発電所を全廃・2025年までに再生可能エネルギー依存度を90%に - BusinessNewsline
BusinessNewslineによるとニュージーランドのエネルギー相が発表したこととして2025年までに再生可能エネルギーにより発電量の割合を9割とすることと、2018年までに国内の石炭火力発電所を全廃するという野心的な計画を打ち出しました。
記事によると、ニュージーランドでは現在、国内最大のエネルギー供給会社『Genesis EnergyのHuntly Power Station』の2基の石炭火力発電所が稼働しているものの、2018年12月に稼働を中止しそれ以降はCO2の排出量が少ないLNG火力発電(液化天然ガスの火力発電所)に変更していくとのことです。
ニュージーランドの電力
『国内で生産される電力の割合を再生可能エネルギーを9割とする』と、日本人からすると馬鹿げた話と受け止められてしまいそうなのですが、実はこの国では既に国内で生産される電力の7割が再生可能エネルギーとなっています。ニュージーランド留学センターによると、国内で生産されている電力のおよそ半分の53%が水力となっており、地熱13%、風力5%と続いています。また原子力発電所は1基も建設されていません。これは『非核法』という日本のような「核を持たない、持ち込みも認めない」という内容の法律(原則ではない)があり、レントゲン等の医療目的の放射線機器を除くあらゆる人工の核の利用が禁止されているためです。
一方で電気代が高く一般家庭の電気代はひと月あたり300-400ドル(25,000円~35,000円)とされているようです。