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日本の本州と北海道を結ぶ青函トンネル。1988年の開通以来、『世界一長いトンネル』として知られていましたが最近スイスに全長57kmのトンネルが開通し世界一の座を譲り渡すことになったとのことです。 

BusinessNewslineによるとスイスのスイスアルプスを横断するウーリ州エルストフェルトとティチーノ州ボディオ間、57kmのトンネル『ゴッタルドベーストンネル』が先日開通し世界一長いトンネルとなったと報じています。

ゴッタルドベーストンネルは2003年から掘削が開始されたトンネルで将来既存の鉄道網と接続されることでミラノ=チューリッヒ間はこれまでの3時間半から2時間半に大きく短縮されることとなるそうです。



トンネルが建設された理由について、この区間は1980年以来交通量は10倍以上に増加しておりこれまで建設された道路トンネル、鉄道トンネルの容量自体が限界に達していたためです。トンネルはそれぞれ異なる西トンネルと東トンネルで構成されており何れも56.9kmと57kmの長さを誇っています。

総工費は2014年の段階で124億スイスフラン(約1兆4800億円)となっており、ミラノ=チューリッヒ間の商業運転開始は2016年6月1日を予定しています。

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