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徴兵制のある韓国。今も多くの若者が兵役に就いているわけですが、一方で施設の老朽化など劣悪な環境下で生活していることが明らかになりました。

韓国のヘラルド経済によると、10日から始まった政府や公共機関を対象にした国政監査について早速韓国軍の結果を記事にしており、立ち遅れた内部環境が明らかになったなどと報じています。

韓国軍の環境がひどい…、毛布は40年物、水道普及率は5割、軍...:レコードチャイナ

記事によると、韓国軍で使用されている毛布(軍用毛布)は30~40年も使用したものが現在も使われており、陸軍や海兵隊の上水道普及率は僅か5割。下水についてもくみ取り式のトイレも1400カ所もあると報告されいるそうです。
またそれだけではなく、兵士らが食べる食事についても問題があるとしており髪の毛や虫が混入していることも『よくある』としています。

また設備の問題としては北朝鮮と国境を接する北方限界線から韓国側へ脱北してきた北朝鮮兵士が過去年で65人いるものの、韓国の警備網に捕まることが無かった脱北者が15人いたとしています。


国政監査は主に税金の使徒を明確にするため毎年行なっているものなのですが、 韓国メディアによるとこのような問題が指摘されるのは毎年のことでそれでも改善が進んでいないとしています。例として2014年はソウル市内にあるという対空機銃に夜間対空照準器が付いていないものがあったり、水中無人探査機は4年間も修理中。対戦車兵器については寿命を迎えようとしているものが99%と報告されています。

この問題について韓国のネットユーザーからは「軍に行ったとき水筒の古さに驚いたが、記事にある毛布の古さにはもっと驚いた」 などと徴兵時の体験も多く寄せられていたとのことです。