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売れ残りなどで賞味期限切れになってしまう食材。日本では一般的に賞味期限切れの数日前にはお店の売り場から取り除かれるそうなのですが、このような食材を使い料理を提供するカフェが海外には誕生しているそうです。

4日、「本当はまだ食べられるけれど、消費期限切れだから」という理由によって、この世界中では大量の食品がゴミ箱行きとなっている。この現実に心を痛めた英国人青年があるプロジェクトを立ち上げ、静かに世界へ波及している。

Record China
イギリス人の元調理師アダム・スミスさんが開業したカフェ「Pay as You Like」。このカフェが他の店と異なっているのは通常は廃棄される賞味期限切れの食材が出されている点です。カフェではシチューといったスープ類、またケーキなどを食べることができるのですが、これら全て賞味期限切れによりお店の前から一度姿を消したものです。

スミスさんによると、この店を思いついたのは2010年に入ってからのようで実際に1号店をオープンさせたのは2013年2月。当初「Real Junk Food Project(真のジャンクフード・プロジェクト)」という店名だったといいます。

しかし、お店を出すにあたって賞味期限切れのものは販売してはいけないという法律の壁があったといいます。そこでお店に出される食べ物には値段をつけず“お客さんに自由に値段を決めてもらいお店に寄付してもらう”という形で始めることになったといいます。
現在はアメリカ、オーストラリア、フランス、韓国など数カ国に120店舗を展開しており、既に200トンあまりの捨てられるはずだった食材が口に入っているといいます。

ちなみに、賞味期限切れの食材が食べられるかどうかは科学的な判断ではなく、においや味見により判断しているとのことです。

廃棄される大量の食材については度々取り上げられることがあるのですが、一方で長く食品が持つようパッケージを工夫することでひと昔前に比べて倍近い期間が設定されるようになった食材も登場しているといいます。「もったいない」と言いつつも賞味期限切れのものは口にする人は多くはなく、このようなお店は日本でもオープンできるのかまた人が入るのかは気になるところですね。
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