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民間企業もしくは民間団体が月面に探査機を送りその写真を撮ってくるという企画『Google Lunar X Prize』。これに成功した場合賞金が24億円贈られるというものなのですが、イスラエルチームが初めて打ち上げ日を発表しているとのことです。

イスラエルのSpaceILチームはGoogle Lunar X Prizeの優勝賞金を獲得するため2年後の2017年末に探査機を打ち上げ同年12月31日に着陸を目指す計画を公表しているとのことです。

Google Lunar XPRIZE: イスラエルチームのロケット打ち上げの日程が確定・月探査機の軟着陸は2017年12月31日 - Technobahn

SpaceILチームによると打ち上げはスペースXのファルコン9を使用するとしており、計画全体に必要とされる予算は打ち上げを費用を含め30万ドル(3,600万円)程度としておりこれが成功した場合、ソ連(ロシア)、アメリカ、中国の3カ国に続く4カ国目の偉業ということになります。



Google Lunar X Prizeでは2011年2月現在日本を含む10を越える国、22チームが参加しており賞金2000万ドルを目指し月面着陸競争を行っています。2015年1月にはアメリカ、日本、ドイツ、インドの5つのチームが審査を受けた結果100万ドル~25万ドルの賞金が送られていたのですが、これまで打ち上げ日を発表したチームはありませんでした。

ちなみに優勝賞金を獲得するためには単に着陸すれば良いよいというものではなく、着陸地点から少なくとも500m移動し高解像度の写真及び動画を地球に送信する必要があります。他のチームもこれに成功した場合賞金が贈られるのですが、1/4の500万ドルに減額されます。(SpaceILの場合、着陸地点から再度飛び上がり500m離れた地点へ再着陸を行う計画です)

高価な測定器は搭載していないのですが30万ドル程度の月面探査機をつくり月に着陸させることができるというのは驚きです。