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敵の隙を付き仕留めるスナイパー。主に軍隊や一部の特殊部隊に配備されている狙撃手なのですが、先日フランス国防総省が発表した世界最長の狙撃距離に成功したというものについて、いったいどのような銃が使用されたのか紹介していきます。

今月1日、フランス国防総省は国内にある陸軍演習場にて長距離狙撃としては世界記録の3695メートルに成功したと発表しました。この狙撃記録得たのはベンジャミン准尉(l’adjudant Benjami)なのですが、一体どのような銃が使用されたのでしょうか。

調べたところ、ベンジャミン准尉が使用したのはCheyTac .408 M200 Interventionという銃のようです。これはCheyTac Interventionというシリーズの狙撃銃でアメリカ企業のCheyTac LLCが開発したものです。一般的には『M200』と言われています。

▼ベンジャミン准尉
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▼M200
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この狙撃銃は他の銃とは異なる点がいくつか存在します。まず弾です。使用している弾はCheyTac .408というものでこのシリーズにしか使用できないオリジナル規格とのことです。

また銃にはオプションがいくつか備わっており、例えば長距離狙撃に問題となる気温や湿度、風向き、そして地球の自転によるコリオリというものを測定できるコンピュータや測定器があります。これをパートナーが使用することで弾道補正が行われるとのことです。(コンピュータが使用できない場合であっても手動で行うことができ、印刷されたデータを元に射撃を行うことができるとしています)



一方、狙撃手についてフランス国防省によるとベンジャミン准尉は特別な訓練を受けていたとしており長距離射撃記録を越えるため数名の兵士に対し3年の訓練期間を経てようやく成功させたとしています。

今回狙撃に成功した距離はどのくらいなのか、例として東京駅から上野駅、新宿駅から渋谷駅、東京スカイツリーからは上野動物園にいる対象を仕留めることができるという距離になります。(写真:上野動物園から見た東京スカイツリー)
地方の人間からすると位置関係がよくわからないのですが、グーグルマップを利用しご自宅からどのくらいの距離になるか調べてみるとその凄さが分かるかもしれません。(マップ上で右リックし「距離を測定から」確認することができます)