4日、中国広東省で今年4月から9月にかけて実施された食肉・肉製品の安全問題をめぐる摘発活動で、病死した豚の肉60トン以上が押収されていたことが分かった。

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広東省公安庁及び、広東省食品薬品監督管理局が今月3日に発表したもので、資料によると病死した豚の肉60トン及び流通経路に問題のある冷凍肉425トンを押収した他、これらを製造していた拠点155カ所を摘発したとしています。

これは腐敗や変質した肉、病死した鳥獣の肉の加工販売また安全性が未確認の原材料の使用など食肉に対して一斉に行われた取り締りであり、豚の耳や皮の加工に非食用物質有毒の原料を使っていた製造拠点も見つかったとしています。
ただこの量ついては広東省“のみ”であり、中国全土で同様の取り締まりが行われたらどのような数字になるのでしょうか。

中国では今年6月、14の省で10万トン余りの密輸牛肉が押収されています。これは他国の戦略物資として生産されたもので中には1970年代に製造され冷凍したものまであったとされています。参考