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中国メディアによると、マンションの外壁塗装をしていた業者の作業に不満を感じた住人により作業用ロープが切られようとして危うく転落事故になりかける事件があったと報じられています。(写真は参考資料)

中国メディア、山東広播電視台によると今月17日、高所作業していた塗装業者がマンションの住人により作業用ロープの切断を試みる事件があったと報じています。

「うちの窓が!」施工業者の作業に怒った住民、高所作業のロ...:レコードチャイナ

記事によると、この作業は山東省の市政府が行なった老朽化したマンションの補修でこの日、外装塗装を行うためロープで吊るされた板の上に乗り地上3階の塗装作業を行なっていたとしています。実はこのマンションは窓枠の部分が外側に出っ張るような形状になっており、屋上から吊るされた作業用ロープを引っ掛けながらの作業になっていたといいます。

これでは窓枠が壊れてしまうと心配した住人と口論になったものの作業は進められたらしく、この態度に怒った住民はロープを切断しようとしていたといいます。結局作業は一時中止となり、切断を試みた住人は警察に出頭したとのことです。


中国では2014年8月、貴州省貴陽市のマンションで地上8階で工事をしていたところマンションの住人(小学生)により作業員の命綱が切断されるという事件が発生しています。小学生によると当時騒音がうるさくてテレビの音が聞こえなかったことを理由に命綱を切断したと話しており、作業員は同僚に助けを求め40分後に救助されています。

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 Photo:貴州都市報