
私達人間は感情により体温が上がったり逆に下がったりすることがあるのですが、なんと魚も同じように感情で体温が上昇していたことが分かったそうです。
『Proceedings of the Royal Society B』誌に発表された新しい研究報告によると、魚は、ストレスに対して「感情的発熱」によって反応するという。これは、人間を含む、哺乳類に見られる現象に相当するものだ。 感情的発熱とは、体温が摂氏1度から2度、一時的に上昇するもので、不慣れな環境などを原因とするストレスへの反応として起きる。今回研究の対象となったのはゼブラフィッシュというインド原産の熱帯魚です。この魚を水温がそれぞれ異なる水域を設けた水槽の中に入れ自由に移動できるという環境を作り行いました。その上で、泳いでいる魚に対し網で囲ったり、拘束するというストレスを与えた魚は一貫してより温度の高い水域に移動し長時間過ごすことがわかったそうです。
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体温の差についてはリラックス状態の時に比べストレスを与えた時は2~4度高くなっていたとしており、変温動物である魚類ということで水温由来であるものの事実上、人間と同じような『感情的発熱』の状態が示されたとしています。
感情的発熱というのは文字通り感情で体温が上昇するという反応でこれまで哺乳類や鳥、一部の爬虫類で確認されおり魚や両生類には無い反応だとされていました。
ちなみに感情的発熱についてどのように体温が変化するのか、過去国籍が異なる700人を被験者に行った研究があるのですが、最も体温が上昇したのは『幸せ』『怒り』『愛』という感情を抱いた時で、逆に驚いたり落ち込んだりした時は特に手足が冷えることが明らかになっています。

Anger(怒る)Fear(怯える)Disgust(イライラする)Happiness(幸せ)Sadness(悲しむ)Surprise(驚く)Neutral(平常心)
Anxiety(不安)Love(愛いっぱい!)Depression(落ち込む)Contempt(軽蔑する)Pride(自信たっぷり)Shame(恥じる)Envy(妬む)
参考: 悲しいとき、人は足が冷える!? 14の感情と体温の関係
参考: 悲しいとき、人は足が冷える!? 14の感情と体温の関係
