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先週、アメリカの障害者支援福祉施設で武装したテロリストにより14人が死亡する事件がありましたが、これを受けアメリカの大学では全学生に対し銃を所持することを認める決定が下されたと報じられています。

バージニア州 リンチバーグの私立大学『リバティー大学』によると、先週カリフォルニア州で発生した銃乱射事件(イスラム過激派に触発されたテロとされる)を受けて全学生に対し登校の際は護身用のハンドガンを携帯するよう異例の呼びかけを行っていたことが明らかになりました。

記事によると、この判断を行ったのは同校の学長によるもので、学長によると「個々の学生が銃を携帯することで、ムスリムのテロリストに対して対抗できるようにすることが重要」とし、銃乱射事件に対して自分自身で身を守るよう主張しているとのこです。

▼コンシールド・キャリー
コンシールド・キャリー

今回のハンドガン所持について「Concealed carry(コンシールド・キャリー)」という携帯方式にするとしており、バッグの中や服の下などホルダーに納め隠して携帯を所持するというもので場合によっては直ぐに発砲できる姿勢を撮ることが可能です。

アメリカではこの手の事件が起きるたびに銃規制が呼びかけられるのですが、実際のところ一般人の間では逆に銃を積極的に所持する人が多くなると言われており今回の大学側の判断も銃規制とは逆行した形になりました。


ちなみに、過去アメリカの中学校では銃乱射事件に対抗するためハンドガンではなく缶詰で対抗するという案がでたこともあります。(参考)