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最新鋭の駆逐艦として建造されたズムウォルト級ミサイル駆逐艦の1番艦DDG-1000『ズムウォルト』がほぼ完成し先日、引渡し前の最終的な航海試験が行われたと発表しています。

Technobahnによると、同艦のシステム・インテグレータに携わっている大手軍需企業レイセオン社の発表として、今月7日最終的な機器点検のため初めて外洋での航行試験を行ったと報じています。レイセオン社によるとこの機器点検が終わり次第米海軍に引き渡されるとしており、問題がなければ予定通り2015年の就役になる予定です。

米海軍の最新鋭艦「ズムウォルト」が完成、近くジェームズ・カーク船長指揮の元で試験航海に - Technobahn

ズムウォルト級ミサイル駆逐艦はイージス艦で知られるアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の次級となる新型の駆逐艦です。艦船の形状はステルス性を高めた結果、レーダー類は当然として梯子や手すり類は外からは見えない位置に作られ船室に設けられる窓のほとんどは省かれています。形状も従来の軍艦とは大きく異なっており全長は183mで満載排水量は14,797tとなり、アメリカ海軍が保有する巡洋艦、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦よりも大きくなっています。

ズムウォルト級ミサイル駆逐艦には2門の艦砲が搭載されておりイージス艦では不可能だった本格的な砲撃による対地、対艦攻撃が行えます。艦砲はBAEシステムズ 62口径155mm単装砲で砲弾は無誘導の通常砲弾(射程56km)、ミリ波誘導型対艦用砲弾(射程41km)、そして現在開発中の固体ロケットモーターとGPSを搭載した誘導砲弾LRLAP(目標射程185km)の3つを扱うことができます。

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