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ガソリン車やディーゼル車、電気とモーターで動く電気自動車、その両方を取り入れたハイブリッド車等がありますが、大手自動車メーカー『フォード』は2020年までに新車販売の主軸を電気自動車にするとい発表を行っています。

Technobahnによるとフォード・モーターとして今後45億ドル、約5500億円を投資して2020年までに13種の電気自動車を市場に投入すると発表したと報じています。

Ford: 45億ドル(約5500億円)を投じて2020年までに電気自動車の生産販売体制を拡充へ - Technobahn

記事によると、フォードは現在化石燃料を燃焼させる自動車から電気自動車に販売の主軸を切り替えるという構想があり2020年に実現させるため45億ドルを投資するとのことです。

フォードによると技術的に解決しなければならない問題として充電とその走行距離を挙げています。ガソリン車であればガソリンスタンドで補給すれば済むだけでよいのですが電気自動車の場合はそうはいきません。電気自動車は8割の充電にかかる時間がガソリンを入れる場合に比べ何十倍もの時間がかかるという欠点があり同社としては最低でも8割のチャージを30分で完了させる技術とフルチャージで100マイル(160キロ)の走行距離を確保するとしています。

電気自動車の潜在的な問題として冷暖房を稼働させることで走行距離が大幅に短くなるということが言われています。ガソリン車ではそれほど気にすることはなかった問題が今後電気自動車の大衆化で出てくることになるかもしれません。