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中国の空港で先日、空港内で離陸準備をしていた機体から出火を知らせる通報があったものの、現場に急行した消防車が誤って違う機体を『消火』してしまう出来事があったと報じられています。

空港には離着陸に失敗した時や不具合で火災が発生した時に備え高性能の消防車が配備されています。これは私達が目にする一般的な消防車とは消火剤も異なるのですが、今月10日中国福建省の空港で消火が原因で機体が損傷するという出来事があったと報じられています。

飛行機火災現場で消防隊が凡ミス、被害額24億円と笑い話で済...:レコードチャイナ

記事によると、事故は空港で離陸準備をしていた中国国際航空のエンジンから出火を知らせる通報があり、消防車8台が直ちに出動したといいます。しかし、消防車が駆けつけたのは出火した中国国際航空の機体ではなく福建航空の機体でした。消防隊は別の機体とは気づかず消火活動を開始。出火したというエンジンに対し消火剤を吹きかけていたそうです。

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消防隊が別の機体を気づいたのはいつなのかはわからないものの、この消火ミスで福建航空機に搭載されている2基のエンジンが使用不能になってしまったそうです。被害額は2,000万ドル(約24億円)になるとしています。

また複数メディアは当初「福建省の空港で火災事故があった」としか報じられなかったものの、その後消火したのは別の航空機だったことが続報として報じられていたとのことです。

誤って消火されたボーイング737型機はこれまで8,000機以上生産された旅客機でこの数はジェット旅客機としては世界1位となっています。そのため多くの航空会社が運用しており実際に出火した旅客機もボーイング737と考えられます。