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中国の首都北京市を中心に来年以降、ゴミの分別を行った場合現金にも換金することができるという制度が試行されるそうです。

人民日報海外版によると、北京市内のゴミ収集など衛生事業を営む国有企業・北京環衛集団は「スマートごみ分別モデル」を来年、北京市を中心といた350カ所の団地において試行すると発表しました。

これは新型のリサイクル資源回収ボックスが設置され、利用者はスマートフォンなどで表面に貼られた2次元バーコードを読み取りゴミ箱に入れることで、「北京藍(北京ブルー)」ポイントが貯まる仕組みです。この北京ブルーポイントはテレホンカードや買物券に替えることができるとのことです。

北京環衛集団によると、利用するにはまずスマホや携帯電話を使用しアカウントを作る必要があるとしており、北京ブルーポイントそれぞれのアカウントごとに貯まる仕組みとなっています。「スマートごみ分別モデル」では特に台所から出るようなゴミを重点的に進められるとしており、1回の回収あたり5ポイントがもらえるそうです。1ポイントは1分(100分=1元、約0.19円)とのことです。

ポイントはオンラインサイトにて買物券以外にも生活用品を購入することもでき現金に換金することもできるそうです。


実は中国の都市部では1993年以後に「都市景観環境衛生条例」が試行され日本と同じようにゴミを分別することでリサイクルを進めゴミの量を減らすことがすすめられています。しかし、試行から20年あまりが経った2014年時点でも大都市部に置かれた分別ゴミ箱には紙やプラスチック、生活ゴミが分別されずに捨てられていると報じられています。また2010年には大規模なリサイクル工場が稼働したものの十分なリサイクルゴミが集まらず設置された10のラインのうち2つのみ稼働している状態だとされています。

中国では2010年の時点で1日あたり1万8000トンあまりのゴミが出されておりそのうちリサイクルされるゴミは4%、焼却場に行くのは2%で残りの96%はすべて埋め立て処分されています。
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