JWST

大気の影響がない宇宙から直接観測可能な宇宙望遠鏡。NASAが開発中のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)について欧州宇宙機関が運用しているロケットで打ち上げることが決定したとのことです。

アメリカ航空宇宙局(NASA)によると2018年の打ち上げを予定していたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡について欧州宇宙機関(ESA)が運用する大型ロケット『アリアン5ロケット』で実施すると発表しました。

ESA: 次世代宇宙望遠鏡「James Webb Space Telescope」の打ち上げでNASAと正式契約 - Technobahn

打ち上げは2018年10月に行うとしており、 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は地球から見て月の裏側に位置する『ラグランジュ2(L2)』と呼ばれる軌道に送り込まれます。

▼L2の公転軌道


ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
この宇宙望遠鏡はカセグレン式という反射望遠鏡を搭載した巨大な赤外線観測用宇宙望遠鏡です。アメリカ航空宇宙局が中心となり開発が行われているのですが同宇宙望遠鏡の運用終了までの予算がなんと80億ドル、およそ9600億円が当たられており科学調査プロジェクトとしてはNASA史上最大規模とのことです。(設計寿命は5年で2倍の10年の運用を目標にしているとのこと)

image_22



ハッブル宇宙望遠鏡は直径2.4メートルの一枚からなる鏡で宇宙を捉えていたのですが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡では六角形の鏡を18枚並べ直径6.5mの巨大な反射鏡を作ります。1枚鏡あたりの重量は20kgで3枚に折りたたまれた状態で打ち上げられ宇宙で展開する構造となっています。

Flight Primary Mirror Cryogenic Tests at NASA Marshall

このエントリーをはてなブックマークに追加