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昨年12月、人工衛星を打ち上げたロケットを宇宙から地上へ帰す史上初の試験に成功しました。これを行ったスペースXによると帰還したロケットに異常はなく今後再使用ロケットとして再度宇宙へ向かうことを発表しているそうです。

BusinessNewslineはアメリカの民間企業スペースXのCEO、イーロン・マスク氏のコメントとして「帰還したファルコン 9 ロケットの第一段目について、再検査の結果、問題個所は見つからず再利用する」と発表していると報じています。

SpaceX: 打ち上げ後に地上に帰還したFalcon 9ロケットの再使用を表明 - BusinessNewsline

このロケットについては昨年2015年12月22日、アメリカ南東部フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地から発射されたロケットが数十分後に再び同じ基地に返ってくるという、人工衛星を打ち上げたロケットとしては史上初となりました。



ファルコン9ロケットは日本のH-IIAのような一般的な筒のような形状をしているもの、今回帰還した第一段目には9つのロケットエンジンを搭載しており1基のみ稼働させ大気圏内に再突入し減速。ま4本の足を展開することで軟着陸するという技術的にも困難な着陸となっています。

スペースXとしてはロケット全体を再利用することで打ち上げコストを大幅に安くすることが最終目的なのですが、昨年12月に回収に成功した第一段目については検査をおこなった結果「問題個所は見つからなかった」と主張しており今後、このロケットを使った打ち上げを再度行うと公式に発表しました。

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ファルコン9ロケットについては国際宇宙ステーションが周回している低軌道に10トン程度貨物を送り届けることができる性能があります。ロケット本体については現在回収出来ているのは離陸時に燃焼する第一段目のみとなっており再利用できた場合、エンジンを9つ搭載し最も高価な第一段目の製造コストを60%削減できるとしています。ロケットの再使用は30回程度を予定しているのですが実際にエンジンや本体が保つかどうかは未知数となっています。

イーロン・マスク氏による回収された第一段目について想定では「再修理する必要性も生じない」と話していたこともあり、地上に着陸したロケットは「その日の内に再打ち上げに回すことも可能だ」などと信じたいことを口にしていたこともあります。