Oculus Rift

PCゲーマー向けハードウェアとして注目されているのは『Oculus Rift(オキュラス・リフト)』というゴーグルタイプの3Dヘッドマウントディスプレイです。この製品について日本時間では明日深夜から予約が開始されます。

3Dヘッドマウントディスプレイやバーチャルリアリティー(VR)ヘッドセットなどと呼ばれているのはOculus(オキュラス)社が開発中の「Oculus Rift」というハードウェアです。同社によると米国太平洋時間で1月6日午前8時、日本時間では7日木曜日午前1時から予約を開始すると発表しました。予約は世界20カ国で受け付けており、もちろん日本からの予約もできるとのことです。

Oculus

製品版Oculus Riftにはバンドルゲームとしてアクションゲーム『Lucky's Tale』とXbox Oneコントローラが同梱するとしており、今回の予約を行った方にはEVE:Valkyrieという宇宙を舞台にしたシューティングゲームが付属されます。予約した製品の出荷は2016年1~3月期としています。

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さて、Oculus Riftとは何かと一言で表現するとディスプレイを搭載したゴーグルです。このゴーグルを装着することで使用者の目の前には完全3Dのバーチャル世界が広がるということで注目を集めています。

▼Oculus Rift(開発版)


ただ、こちらの製品について動作するパソコンは限られています。具体的には最新のPCゲームを軽々動かすことができる極めて高性能なパソコンが必要でそのパーツを揃えるだけでも10万円以上、さらにOculus Rift本体を購入する必要があります。そのためPC本体を買い替えしなければならない人が大半で、PC側のソフトで動作が不安定になることがこれまで報告されており導入にあたっての障害になっている方が多いようです。

Oculus Rift以外にも同様のヘッドマウントディスプレイは開発されているのですが、いずれも高性能のPCが必要が必要がありヘッドマウントディスプレイが必須というようなゲームは今後も極一部になると考えられます。