ソーセージ

去年も大きな異物混入事件がありその対応について問題視されたことがありましたが、一方中国では異物混入に対して開き直ったような対応を行ったとして話題になっています。

中国メディアの法制晩報は今月12日、中国山東省で購入したソーセージを調理し口にしたところ中から異物が見つかったとしてメーカーに問い合わせたところ予想外の言葉が返ってきたという記事を掲載しています。

ソーセージの中に青色の異物、メーカーの「害はない、取り除...:レコードチャイナ

記事によると、ソーセージを購入した男性は調理したソーセージを口にしたところいつもとは違う食感を感じ口の中から出してみたところ青色の『謎の物体』が見つかったといいます。男性によると、他のソーセージを確認したところ他からも同じく青色の物体が見つかったとのことです。

男性は購入先の店主に相談したところメーカーのソーセージを売っているだけで弁償は難しいとの対応だったとのことです。その後店主から聞いたメーカーの電話番号に直接問い合わせしたところ予想外の言葉が返ってきました。

ソーセージメーカーによると今回見つかったものは加工の際に取り除けなかった鶏肉に薄い膜(筋膜と考えられます)であり「口にしても人体に害はない」と主張してました。もちろんこの青い物体はメーカー側に送っておらず口頭で伝えられただけなのですが、メーカーは「騒ぎ立てる必要はない」「害はないのだから取り除けばいい」などと繰り返していたといいます。

そもそも鶏肉自体に青い物体は含まれておらず鶏肉以外の何らかの物が混入したことは間違いないのですが、この手の問題を起こす企業に付き物になっている『対応の悪さ』はどこの国も同じようです。

ちなみに、昨年11月にはレストランで出てきた料理にウジ虫のような生き物が混入していたものの、レストラン側は異物があることは一応認めたもののウジ虫とは認めず、仮にウジ虫だとしても口にしても問題ないなとど開き直っています。(参考)