
先週末から寒波により全国的に雪が降る天候となりましたが、特に寒い日に見られる『雪の結晶』については同じものが2つとしてないと言われています。このことについて、アメリカの大学では人工的同じものを作れないのか実験が行われたそうです。
雪の結晶は複雑な形をとり、同じものが二つとないことが知られていました。しかし、雪が結晶化する条件を巧みに操ることで、同じ形状の雪の結晶を人工的に作り出すことにアメリカの研究者が成功しています。大きさにして数mm、肉眼でも十分確認できる大きさの雪の結晶はその複雑な形成を辿ることで『同じ結晶は無い』といわれています。もちろん全ての雪の結晶を確認したものではないのですが、カリフォルニア大学の研究チームは人工的につくればどのような結果になるのか実験を行ったそうです。
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その結果、ほぼおなじ形状の雪の結晶を作ることに成功しました。研究者によるとこの同じ2対の結晶を「Identical Twins」と名づけているそうです。
ただ、同じなのはその形状のみで100%全く同じものではなく研究者によると「分子レベルで見ればまったく同じというものではない」と話しているそうです。



さて、自然で見れる雪の結晶についてはいくつか条件があり基本的に風が弱くマイナス4度以下(マイナス6度が最も綺麗な形で見えると言われている)の気温の時だけで観測することができます。基本的に雪の結晶は六角形の構造をしており、気温が気温や湿度の関係で六角板や六角柱の形状変化していきます。