
マイクロソフトはWindows7を含む新しいOSを対象に昨年より1年間、Winodws10への無料アップグレードを実施しています。今回実際にアップグレードした感想と発生した不具合等をいくつか紹介していこうと思います。
Windows 7及びWindows 8.1がインストールされているPCについて、2015年7月29日から1年間に限り無償でWindows10にアップグレードすることができます。今回は実際にアップグレードしたところどのようになったのか書いていこうと思います。
インストールしたOSはWindows10 Pro 64bit版です。アップグレード方法については幾つかあるのですが、アップグレードごとに今後再ダウンロードするのは面倒なのでWindows10本体を手動でダウンロードしDVDに書き込み、市販されているWindowsのように『ディスクからアップグレードする方法』で行いました。
このやり方はとても簡単でマイクロソフト公式サイトからメディア作成ツールをダウンロードし案内に従いWindows10をダウンロード、DVDもしくはUSBメモリー等に書き込むだけです。書き込みソフト等は一切必要ありません。
メディア作成ツール―マイクロソフト

▼書き込み用ドライブを開くをクリック

▼空のDVDを入れ書き込みをクリック

▼終了です。





▼インストールに問題がないと判断さればこのような画面が表示されます。『引き継ぐものを変更』をクリック

▼通常であれば一番上の「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」でよいのですが、最終的なことを話すとWindows10インスール時と起動後に不具合が発生しました。ちなみに一番したの『何も引き継がない』が最も不具合が発生しにくいようなのですが、今使っているPCのCドライブの項目は全て『Windows.old』というファイルに収められることになるので、OfficeやiTunesいった普段使用するソフト等は全て再インストールする必要があります。


▼引き継ぐものを変更をクリックするたびにこの画面が繰り返されます。問題がなければ右下の「インストール」でアップグレードが開始されます。


▼そして問題発生。画面がブラックアウトしマウスカーソルのみ表示されている状態です。ハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確認し、電源ボダンを長押しで強制的に電源を落としました。

▼先ほどの案内が再度表示され設定、『間もなく完了します』と表示が出てくるもののまたもPCが停止。ハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確認し強制的に電源を落としました。

その後なんとかWindows10のアップグレードが終了しデスクトップ画面にまで行くことができたのですが、まともに操作できない不具合が連発しました。
原因は不明なのですが予想ではWindows7時に入れていたソフトや設定がWindows10に引き継がれたものの、ソフトが対応しておらず10上で自動起動したことでPCが停止するなど悪さをしているようです。これを解消するためにはWindows8から(?)行えるというWindows上での初期化機能を使うと便利です。
▼左下の『スタート』から設定をクリック。左下の『更新とセキュリティ』をクリック

▼回復から「このPCを初期状態に戻す」の開始するをクリック、全ての設定を削除するをクリックします。結局この選択は、Windows10をインストールするときの「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」という設定と同じ選択になるようです。

Windows7時に言われていたアプリが悪さをしていることは分かったので『全てを削除する』を選択する必要があります。問題が発生する箇所がわかっていれば該当するアプリのみを削除する方法を先に行ったほうがよいかもしれません。
この手の不具合についてはいずれも『システムのプロパティ』から『システムの保護』に進みシステムの復元で対応可能なので、ローカルディスクCの保護機能は必ず有効にしておいたほうがいいと感じました(標準では保護するようになっている)。
ちなみにWindows10の無料アップグレードでOSをクリーンインストールすることも可能のようで、プロダクトキーの入力が求められるのですがこれはWindows7や8のものが通るとのことです。またCPUやマザーボードの損傷でPCを入れ替えることになった場合については10インストール時に認証が通らない場合があるものの、こちらについても従来のように電話認証(画面に表示されている番号を伝えるという方法)を行えば問題なく10をインストールすることが可能のようです。
つまり、とりあえず無料期間のうちに7から10にアップグレードしておき、気に入らなければ7に戻しいつの日か必要なときに10に無料アップグレードするという使い方もできるのではないかと思います。
インストールしたOSはWindows10 Pro 64bit版です。アップグレード方法については幾つかあるのですが、アップグレードごとに今後再ダウンロードするのは面倒なのでWindows10本体を手動でダウンロードしDVDに書き込み、市販されているWindowsのように『ディスクからアップグレードする方法』で行いました。
このやり方はとても簡単でマイクロソフト公式サイトからメディア作成ツールをダウンロードし案内に従いWindows10をダウンロード、DVDもしくはUSBメモリー等に書き込むだけです。書き込みソフト等は一切必要ありません。
メディア作成ツール―マイクロソフト
Windows10のダウンロード
▼ツールを実行するとWindows10を自動的にダウンロードします。
▼書き込み用ドライブを開くをクリック

▼空のDVDを入れ書き込みをクリック

▼終了です。

Windows10のセットアップ
▼ここの記憶は無いのですが、先ほど書き込んだディスクを実行するとWindows10のセットアップが始まります



▼インストールに問題がないと判断さればこのような画面が表示されます。『引き継ぐものを変更』をクリック

▼通常であれば一番上の「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」でよいのですが、最終的なことを話すとWindows10インスール時と起動後に不具合が発生しました。ちなみに一番したの『何も引き継がない』が最も不具合が発生しにくいようなのですが、今使っているPCのCドライブの項目は全て『Windows.old』というファイルに収められることになるので、OfficeやiTunesいった普段使用するソフト等は全て再インストールする必要があります。


▼引き継ぐものを変更をクリックするたびにこの画面が繰り返されます。問題がなければ右下の「インストール」でアップグレードが開始されます。

Windows10のインストール画面
▼Windows10の機能に関する案内が表示されます。自由に設定してください。(後から変更可能とのこと)
▼そして問題発生。画面がブラックアウトしマウスカーソルのみ表示されている状態です。ハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確認し、電源ボダンを長押しで強制的に電源を落としました。

▼先ほどの案内が再度表示され設定、『間もなく完了します』と表示が出てくるもののまたもPCが停止。ハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確認し強制的に電源を落としました。

その後なんとかWindows10のアップグレードが終了しデスクトップ画面にまで行くことができたのですが、まともに操作できない不具合が連発しました。
原因は不明なのですが予想ではWindows7時に入れていたソフトや設定がWindows10に引き継がれたものの、ソフトが対応しておらず10上で自動起動したことでPCが停止するなど悪さをしているようです。これを解消するためにはWindows8から(?)行えるというWindows上での初期化機能を使うと便利です。
▼左下の『スタート』から設定をクリック。左下の『更新とセキュリティ』をクリック

▼回復から「このPCを初期状態に戻す」の開始するをクリック、全ての設定を削除するをクリックします。結局この選択は、Windows10をインストールするときの「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」という設定と同じ選択になるようです。

Windows7時に言われていたアプリが悪さをしていることは分かったので『全てを削除する』を選択する必要があります。問題が発生する箇所がわかっていれば該当するアプリのみを削除する方法を先に行ったほうがよいかもしれません。
Windows10を入れた感想は
Windows10は7とはスタート画面が異なっており「OSが新しくなった」と見た目でも分かるのですが、基本的な操作や設定といった項目についてはほぼWindows7と同じです。ただ、Windows起動後にブラックアウトする問題やスタート画面がクリックしても出てこないなど不具合が1度づつ遭遇しました。この手の不具合についてはいずれも『システムのプロパティ』から『システムの保護』に進みシステムの復元で対応可能なので、ローカルディスクCの保護機能は必ず有効にしておいたほうがいいと感じました(標準では保護するようになっている)。
ちなみにWindows10の無料アップグレードでOSをクリーンインストールすることも可能のようで、プロダクトキーの入力が求められるのですがこれはWindows7や8のものが通るとのことです。またCPUやマザーボードの損傷でPCを入れ替えることになった場合については10インストール時に認証が通らない場合があるものの、こちらについても従来のように電話認証(画面に表示されている番号を伝えるという方法)を行えば問題なく10をインストールすることが可能のようです。
つまり、とりあえず無料期間のうちに7から10にアップグレードしておき、気に入らなければ7に戻しいつの日か必要なときに10に無料アップグレードするという使い方もできるのではないかと思います。