image_7

地球から見てオレンジがかった明るい星として見える火星。現在この惑星には2機の火星探査車が活動中なのですがその一つ、探査車オポチュニティについて先日火星着陸から12年を迎えたとのことです。

2004年1月25日、火星の赤道付近にあるメリディアニ平原、後にイーグル・クレーターと呼ばれるクレーター内部に軟着陸したのはマーズ・エクスプロレーション・ローバーBことオポチュニティという火星探査車です。なんとこれ以来、12年に渡り今も火星の地表で稼働中であり今もデータを送信し続けていることはご存知でしょうか。

12歳になったオポチュニティはもともと90日の設計寿命を想定し開発された車両でした。しかし、予想を遥かに超える12年を超えても稼働中で総走行距離が40kmを超えるなど様々な記録を更新。2015年3月24日にはフルマラソンと同じ距離の42.195kmを超えたとも発表されています。

もちろんこの間、様々な地質学的な調査を行っており火星の表面に赤鉄鉱が存在することが初めてわかるなど過去に水が存在していたという仮説が生まれた他、2014年1月23日には水による作用でできるスメクタイトという粘土鉱物を発見するなど重大な科学的発見をしています。

現在オポチュニティは分析装置のうち2つが故障しているほかアームが勝手にロックするなどの不具合、そしてフラッシュメモリーがリセットされるなど機能低下の問題を抱えているものの稼働自体にそれほど問題になっていない様子です。

この間12年間、後輩の火星探査車『キュリオシティー』が着陸し双子の『スピリット』は動かくなるなどの出来事はあったものの現在も記録を更新し続けるオポチュニティは将来的にも人類にとって“火星の水”以上に価値のある探査車になることは間違いありません。

以下はオポチュニティが撮影した火星のパノラマ写真
6037.jpg 
4ヶ月かけ撮影した360度パノラマ(フルサイズ版はNASAサイト内のDownload Imageから)

6038.jpg
フルサイズ版

6039.jpg
フルサイズ版

6041.jpg
フルサイズ版
このエントリーをはてなブックマークに追加