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グランブルーファンタジーことグラブルの運営元は課金してランダム購入できるアイテムについて「頻繁に出現率を変動させる」などという取材で答えたという報道について、「確立操作を行った事実はない」と反論していることが明らかになりました。

この問題とは、元を辿ればグランブルーファンタジーことグラブルが年末年始にかけガチャイベントにあります。この『ガチャ』とは1回数百円で何回も行うことができる抽選のようなもので、一定の確率が設けられた限定アイテムが手に入るというものになっていました。

ゲーム内では二度と手に入らないアイテムということで中には何十万円も課金しアイテムを手に入れようとした人がいたとされ、その結果ある事実が明らかになりました。

問題となったガチャではゲームを進める上で有利になるというキャラクターが4人用意されていたのですが、課金にした人たちの推測(ゲーム内のガチャ履歴)により4人のキャラクターを引ける確立はどれも同じではなく、「アンチラ」というキャラクターに限り引ける確率が異常に低いことが明らかになりました。

その後、騒動を受けグラブル運営元は3%から6%にアップしたという点について「出現率アップの値は、それぞれの武器ならびに召喚石ごとに上昇しています」などとコメントを出したものの、問題となっていた特定のキャラのみ出現率が低く設定していたのではないかという噂には触れず結果的に利用者の怒りをかう結果になっていました。

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運営元サイゲームスの声明については被害者2,000人あまりの署名について報じた読売新聞に掲載されたもので記事ではサイゲームスが「頻繁に出現率を変動させるため、誤った確率を表記してしまう恐れがある」と回答したという内容の反論となっています。

ちなみに、読売新聞によるとサイゲームスは「個別の出現率を3月10日から公表する」ともしています。この表現が正しいのであればキャラクターやアイテムには一つ一つ、それぞれ出現率(つまり引ける確率)が設定されているということであり炎上の元となった特定のキャラにおける出現率の低さは半ば事実であると認める形になると考えられます。