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以前から開発計画が明らかになっていた米軍の大型爆撃機について、米空軍は今月26日フロリダ州で行われたシンポジウムで完成予想図が発表されました。

【2月27日 AFP】米空軍は26日、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で行われたシンポジウムで冷戦時代に開発されたB52爆撃機の後継となる次世代爆撃機の完成予想図を初公開した。

AFPBB News
米軍の報道官によると、今回発表された次世代爆撃機は「まだ製造されていない」としており、名前についても決まっておらず当面はB-21と呼ぶこととなる話しています。(将来的には『B-3』になると考えられます)
B-21は同じくノースロップ・グラマン製のステルス爆撃機B-2とその形状が似ており次世代爆撃機よいうよりも現在の爆撃機をより運用しやすいよう低コスト化を狙ったものと考えられます。
B-2は1機あたり20億ドル(約2,100億円)とも言われており、この高コストの機体は世界一高価な航空機としてもギネスブックに登録されています。当初は100機以上の導入が検討されていたものの現在の配備数はわずか21機になっています(内1機は離陸時の墜落事故で損失)。

▼B-2
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米軍の次世代爆撃機開発計画

爆撃機開発についてはLRS-B計画の名で幾つか報じられていたのですが機体形状について発表されたのは今回が初めてになります。B-21の開発はボーイングとロッキードマーチンの企業連合案とノースロップ・グラマン案の2つがあり結果的にノースロップ・グラマン案が進められることになりました。

B-21について現在わかっていることは1機あたりの製造コストは5億5500万ドル(610億円)で、総予算は向こう10年で348~550億ドル(約3兆8000~6兆円)、導入後30年間におけるライフサイクルを通じたメンテナンス費用などを含む総費用は1000億ドル(約11兆円)になると予想されています。

また機体性能としては発表された写真を見る限り有人機となっており、機体サイズもB-2とほぼ同じ亜音速で飛行する長距離ステルス戦略爆撃機になると予想できます。