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「見るからに頭が良さそうだ」などと、特に接点をもたない他人に対し見た目で判断してしまったことはないでしょうか。海外で行った研究によると、見た目の良さは実態とは無関係に誠実さ知性の高さを与えていることが明らかになりました。

大学生100人の顔写真を分析した結果、「魅力的な外見」だと評価された学生は、知性や誠実さ、学業成績に関しても(実態とは無関係に)高く評価されるという結果が出た。


WIRED.jp
スコットランドのセント・アンドルーズ大学認知研究所は同大学に在籍する100人の学生の顔写真と、Amazonのサービスを利用し不特定多数の人に写真のみを使い「魅力・知性・誠実さ・学業成績」をそれぞれ評価してもらう実験を行ないました。
結果、実際の試験の成績とは全く無関係に『魅力』を好評化された学生は学業成績も高評価され他の『知性・誠実さ』も連動して高くなったと研究結果を報告しています。

研究チームによると、私達は人の顔や表情から実際とは異なる健康状態や知性を読み取るという所謂「ハロー効果」というものが存在してることは分かっていたのですが、今回の研究結果からハロー効果はもっと根深いところまで影響を与えていることが分かりました。

研究者によると、外見の魅力度によって教育や採用、政治や法律、昇進などに深刻な影響を与えている恐れがあるとしており、人生における将来の成功さえも左右する可能性があると指摘しています。


ちなみに、この指摘は既に明らかになっており例えばマサチューセッツ工科大学及びハーバード大学の研究チームが行った研究ではイケメンはフツメンよりもより多くの出資を集めることができた(ただし女性被験者は除く)という研究が報告されています。
他にも美人・イケメンはイジメられにくく出世しやすくイケメンの収入はフツメンよりも2割も多いということ。また事実として美男、美女は頭が良いということが証明されており、問題を起こしても法廷の場ではイケメンはブサメンに比べ有罪になる可能性が22%低く、懲役期間も平均して22ヶ月短いということも明らかになっています。