海外のニュースサイトによると、Memphis Meatsという謎のベンチャー企業は培養肉つまり人工的に作った肉を試験管の中で製造することに成功したと発表しているそうです。
Memphis Meatsというバイオベンチャー企業が、世界で初めて、食用にすることができる人工肉を実験室の環境内で培養する実験に成功したことが同社の発表により明らかとなった。食糧問題の解決手段以外でも肉を効率的に作る方法として培養肉の研究は盛んに行われているのですが、サンフランシスコに本社を置くメンフィス・ミーツ社は世界初の培養肉を発表しました。
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同社によるとこの肉は実験室の試験管の中で牛、ブタ、ヒツジなどの細胞組織を人工的に培養して製造したものとしており、このような実験室の環境で食用の培養肉は作られたことがなかったとのことです。将来的に大量生産への手法が確率されれば『温室効果ガスの排出を90%削減できる』などと動画で謳われているように様々な面でメリットがあると考えられます。
違和感があるのはそもそも本当に培養肉なのかという点です。ホームページには本社の住所すら記載されておらずFacebookやブログには研究を行っているような画像もないどころか、背後にあるのは何に使うかわからない立派な調理器具、そして研究者という人間と肉の説明が掲載されているだけです。
将来「富裕層向けに販売する」などと話しているそうなのですが、その肉が100グラム数百円のものなのかそれともこの企業が作ったという450グラム200万円の培養肉になるのでしょうか。