
F-35本来の性能が発揮できるよう、スマホと同じように新しい能力を追加するソフトウェアのアップグレードが度々行われているのですが、米国防総省はいくつかあるソフトウェアの一部についてアップグレードに待ったをかけていることが明らかになりました。
F-35のAutonomic Logistics Information System (ALIS)の最新版ソフトウェアリリースとなる「ALIS 2.0.2」の適用を巡って、国防総省の検査部門となる「Director of Operational Test and Evaluation(DOT&E)」から、早期の適用は危険との反対意見がでていることが3日までに明らかとなった。今回F-35に適用予定だったのは自律型ロジスティクス情報システム『ALIS 2.0.2』というソフトウェアです。これは主にF-35を運用するうえで点検や整備に関するソフトウェア群でエンジンを含む全部品の履歴管理を行うことで適切な整備を行う以外にも、全世界のF-35を管理することで個々の状況を確認し目的とするミッションが実行可能かどうか、また運用コストを削減することもできるというものです。
Technobahn
このように極めて重要なソフトウェアなのですが、国防総省はALIS 2.0.2の十分な試験が行われていないと主張しておりセキュリティーやパフォーマンスに影響を与える恐れがあると指摘しているそうです。
▼強襲揚陸艦上、ポータブル端末を使用したALIS運用例

