民間宇宙旅行を計画している宇宙ベンチャーは世界中に存在しているのですが、その一つブルーオリジンは2018年に宇宙旅行を実現させる具体的な計画を発表しました。
地球からロケットで飛び出し、美しい地球や漆黒の宇宙を眺める…そんな夢のような宇宙旅行、もうすぐ実現しそうです。アマゾン設立者かつ宇宙開発企業「ブルーオリジン」の代表を務めるジェフ・ベゾス氏は、ニューヨーク・タイムズに対して「2018年に宇宙旅行を実現させる」と語ったんです!アメリカの宇宙開発ベンチャー『ブルーオリジン』が開発、計画しているのは私達民間人も割安で宇宙を体験できるという宇宙旅行です。
Sorae.jp
ブルーオリジンはカーマン・ラインと呼ばれる地上100kmの宇宙へ6人乗りの宇宙船『ニューシェパード』を打ち上げる試験をこれまで何度か行っています。最近のものとしては昨年11月にはロケット本体と宇宙船の回収に成功しており、今年1月には11月に使用したロケットを再利用し再び宇宙へ打ち上げる試験に成功させていました。
ただ、これまでの試験は全て無人で行われており宇宙船内から撮影されたという映像も公開されたことはありません。今後は宇宙旅行に近い形での試験が実施され早ければ今年中にも人を乗せた打ち上げが行われるのではないかと考えられます。
そして合わせて宇宙旅行の募集も行われると考えられるのですが、具体的に費用はいくらになるのかなど詳細な情報はまだ発表されていません。ちなみにsorae.jpによると「年間で600人以上の旅客を宇宙に届けたい」と語ったとしており将来的には単純計算で年100回、3.4日に1回程度のペースで打ち上げというそうとうな規模の宇宙旅行になりそうです。