Iphone

スマートフォンの中にはたくさんのアプリがあり起動する度に消費電力も増えていくと多くの人が感じていることだと思うのですが、実はiPhoneの場合このアプリを終了させたところで消費電力は変わらないとのことです。

iPhoneユーザーの友だちを見ていると、アプリの一覧からスワイプでアプリを終了させているのをちょくちょく見ます。おそらく、「バックグラウンドのアプリが悪さをして、バッテリーが浪費されている」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。しかし今回、そんな小さな努力も「バッテリー的には意味がない」とアップル社員から宣告されてしまいました。

Gizmodo
イギリスの大手一般新聞ガーディアンによると「アプリを終了させればバッテリーの持ち時間は改善されるのか」という質問について、アップルのソフトウェア部門の回答として特に意味は無いとする回答をしているそうです。

記事によるとアプリを起動した状態からホームボタンを押してホームに戻れば起動していたアプリはサスペンド状態になりバッテリーを消費するようなことはなくなるとしています。ただ、厳密に言えばサスペンド状態ではメモリー上にアプリのデータが残されてしまっているもののその消費電力はゼロに近いとしています。

つまり私達がやってしまいがちなホームボタンを押して起動したアプリを一つ一つ終了させるという行為はバッテリーの持ちという意味ではほとんど効果がなく、メモリーを開放したり不具合を起こしたアプリを再起動する程度のことでしか使用する意味は無いということになりそうです。