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ここ最近、テレビ番組でも取り上げられることがある『ヘッドマウントディスプレイ』。今回は具体的にどのような装置なのか改めて紹介していこうと思います。

現在複数のメーカーが開発しているのは『ヘッドマウントディスプレイ』(以下、HMD)という頭部に装着するディスプレイ装置です。HMD自体はかなり昔から販売されいるのですが、ここ最近話題になっているのは左を向けば左に右を向けば右に複数のセンサーにより360度、姿勢によって3D映像が描写されるという特徴がある装置です。
この特徴からバーチャルリアリティ ヘッドマウントディスプレイ(VRヘッドマウントディスプレイ)などと呼ばれています。

タイプは主に3つ

現在、また近い将来販売されるHMDは大きく分けて3つタイプがあります。基本的に360度の映像が楽しめるVRヘッドマウントディスプレイという表面の仕様は同じなのですが『PCと接続するタイプ』と『固定ゲーム機に接続するタイプ』、そして『スマホタイプ(スマホをディスプレイ代わりにする)』の3つとなっています。
VRヘッドマウントディスプレイは主にゲームに導入が進んでいくと考えられており、PCと接続するタイプと固定ゲーム機に接続するタイプが中心になると考えられます。

以下は『VRヘッドマウントディスプレイ御三家』と言われる有名なVRヘッドマウントディスプレイ。

▼PC接続タイプの『Oculus Rift』
Oculus Rift

▼PC接続タイプの『HTC Vive』
HTC Vive

▼固定ゲーム機(PS4)接続型の『PlayStaton VR』
PlayStaton VR

誰でも使えるわけではないHMD

VRヘッドマウントディスプレイに映像を出力するにあたって一般的なディスプレイのようにどのPCでも接続し表示することはできません。PCと接続するタイプではPC側に高い処理能力が必要で、ノートPCで動作させることは非常に難しくデスクトップ型PCでも別途ハードウェアを購入する必要がある場合がほとんどです。
プレイステーションなど固定ゲーム機に接続するタイプではゲーム機本体に合わせた仕様となっているため基本的にゲーム機本体があればVRヘッドマウントディスプレイ接続するだけでよいという導入の手軽さ最大のメリットとなっています。将来的にはゲーム機とVRヘッドマウントディスプレイをセットにした商品も販売される可能性もあります。

▼Oculus Rift試作品における動作例

VRヘッドマウントディスプレイの欠点

VRヘッドマウントディスプレイは先程も紹介したように3Dで描写されており、通常私達が目にする世界と同じような架空世界を体験することができます。
欠点は、ゴーグル型になっていることで若干視野が狭くなること(「覗き穴から見えるような世界」とも表現されることもある)、小さいディスプレイをレンズで拡大しているためディスプレイのドットが網目状に見えてしまうという問題を現在抱えています。この問題は将来的により高解像度のディスプレイを搭載することで解消することもいわれています。
そしてVR酔いです。一部レビューによるとVRヘッドマウントディスプレイでは僅かな時間で吐き気を覚えるVR酔いの状態に陥る場合があるとされており、人によっては長時間のプレイができないという欠点があります。

VRヘッドマウントディスプレイの将来

一般的なゲームはテレビやスマホ、液晶ディスプレイなどに出力されてきたのですがVR系ゲームは求められる端末の性能の高さがネックになっており今後発売されるゲームがすべてVRヘッドマウントディスプレイに完全移行するということは今後数年は無いと考えられます。(ゲームでは通常版とVR版の両対応になると考えられます)
どちらかというとゲームを楽しむ、また体感する1つの装置に収まるともいわれておりVRヘッドマウントディスプレイが1世代目で姿を消すのかそれとも2世代目、3世代目と生き残ることができるのかが議論されている段階のようです。
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