
地球外知的生命体による地球侵略。映画でありそうなジャンルの一つなのですが、コロンビア大学は地球外知的生命体に地球の存在を悟られないようにレーザーを用いる案を提唱しているそうです。
アメリカのニュース専門放送局『CNN』が報じた内容として、コロンビア大学が特殊なレーザーを使って地球を隠すというアイディアを考えてこれがイギリスの天文学会誌に掲載されたとしています。
CNN.co.jp : 宇宙人の侵略阻止に妙案か、レーザーで地球隠す 米研究者
記事によると、この案を発案・提唱しているのはデービッド・キッピング教授と同研究チームの大学院生アレックス・ティーチー氏です。彼らの主張によると、人類が地球外惑星を見つけている観測方法の一つ『トランジット法』を応用したものだといいます。

資料:北海道大学 理学部 地球惑星科学科
トランジット法とは太陽のような恒星の前を惑星が通り過ぎると恒星から届く光が僅かに減少という現象から惑星を見つけ出すもので、彼らによると高度な文明をもった宇宙人は同様の方法を用いて地球を発見してしまうかもしれないと主張しています。
そこで、地球の外側つまり火星や木星といった外惑星の方角にレーザー照射し、擬似的な太陽光を照射し続けることでトランジット法で観測されることは無くなるのではないかと考えているそうです。
教授らによると、このレーザーはアメリカの平均的な世帯70世帯分の消費電力で済むとしておりレーザー技術も既存のものを使えば良いとしており「いつもで開発することはできる」としています。
ただ、反論も寄せられており地球外知的生命体探査プロジェクトのSETI研究所によると、実際のレーザーは「相当なエネルギーを必要とする」としており、「仮に宇宙人を地球を発見していた場合、レーザーで地球が消えたとすれば“知的生命がいる証拠だ”と信号を送っているようなものだ」と指摘しているそうです。
地球誕生から46億年。これまで46億回あまり太陽をぐるぐる回っている様子を46億年先まで宇宙に発信し続けているのですが、仮に1000万光年先に好戦的な知的生命体がいるとして今レーザーを照射したところでこの光が届くのは何年後になるのでしょうか。
CNN.co.jp : 宇宙人の侵略阻止に妙案か、レーザーで地球隠す 米研究者
記事によると、この案を発案・提唱しているのはデービッド・キッピング教授と同研究チームの大学院生アレックス・ティーチー氏です。彼らの主張によると、人類が地球外惑星を見つけている観測方法の一つ『トランジット法』を応用したものだといいます。

資料:北海道大学 理学部 地球惑星科学科
トランジット法とは太陽のような恒星の前を惑星が通り過ぎると恒星から届く光が僅かに減少という現象から惑星を見つけ出すもので、彼らによると高度な文明をもった宇宙人は同様の方法を用いて地球を発見してしまうかもしれないと主張しています。
そこで、地球の外側つまり火星や木星といった外惑星の方角にレーザー照射し、擬似的な太陽光を照射し続けることでトランジット法で観測されることは無くなるのではないかと考えているそうです。
教授らによると、このレーザーはアメリカの平均的な世帯70世帯分の消費電力で済むとしておりレーザー技術も既存のものを使えば良いとしており「いつもで開発することはできる」としています。
ただ、反論も寄せられており地球外知的生命体探査プロジェクトのSETI研究所によると、実際のレーザーは「相当なエネルギーを必要とする」としており、「仮に宇宙人を地球を発見していた場合、レーザーで地球が消えたとすれば“知的生命がいる証拠だ”と信号を送っているようなものだ」と指摘しているそうです。
地球誕生から46億年。これまで46億回あまり太陽をぐるぐる回っている様子を46億年先まで宇宙に発信し続けているのですが、仮に1000万光年先に好戦的な知的生命体がいるとして今レーザーを照射したところでこの光が届くのは何年後になるのでしょうか。