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今月、テスラモーターズから正式に発表された新型電気自動車『MODEL 3』について、既に27万台以上の予約に達していると発表しています。

今月1日、アメリカで行われたイベントでテスラモーターズは新型となる『MODEL 3』を発表しました。MODEL 3は同社がこれまで販売していた車の中でも大衆向けに開発された車両で価格は3万5000ドル(約390万円)になりました。

テスラモーターズのCEO イーロン・マスク氏によると、発表当日の段階で10万台以上の予約があったなどと発表していたのですがこの勢いは今も続いているそうで現在27万6000件以上の予約が入っていると発表しています。予約はネット上で行えるのですが、クレジットカード番号を入力する必要があり頭金として1,000ドル(日本では15万円)の支払いが必要です。



テスラモーターズ現在、MODEL S(セダンタイプ)とMODEL X(SUVタイプで現在は予約受け付け中)の電気自動車を販売・予約を受付しているのですが、2015年に販売した台数は5万580台(予約を含む)としており発表からわずか5日あまりでこの5倍の数を受注したということになります。
 
大手メーカーが開発したものではなく新興企業製のものがこれだけの数を受注するというのは極めて異例なのですが、トヨタのプリウスが人気が出たように世界では電気自動車といったエコカーの需要がかなり多いことが改めて証明される形になりました。

MODEL 3は1回の充電で346km走行できる他、自動運転技術を標準搭載しています。