テスラ モデルS

先日、テスラモーターズの新型車モデル3の発表があり多くの予約が入ったとお伝えしましたが、現在販売されている同社の主力電気自動車『モデルS』について、モデルチェンジが行われ化学兵器に対応する空気清浄機がオプションに加えられました。

Teslaが主力の販売モデルとなる「Model S」に、ModelX向けに開発を行った「Bioweapon Defense Mode」と呼ばれている対化学兵器グレードの空気清浄システムと100kWhの大容量バッテリーの選択オプションの導入を近く発表することが判った。

BusinessNewsline
一般的に軍用車両で導入されている対化学兵器用の空気清浄機について一般自動車では非常に珍しくテスラモーターズのモデルSでオプションとして導入すると報じられていたのですが、どうやら正式に発表があったようです。

この空気清浄機は現在予約を開始しまもなく販売が開始される『モデルX』というSUV向けに開発が行われてきたもので、これをモデルSでも搭載できるようしたとしています。
公式サイトによるとモデルSでは『プレミアムアップグレードパッケージ』としてHEPAフィルタというアメリカ基準の空気清浄機を含むオプションを選択することができ化学兵器にも対応した極めて強力な空気清浄能力があるとのことです。

記事によると「このような空気清浄機は喘息患者でもない限りアメリカでは不要」とされているそうで、どうやら中国の富裕層向けのオプションではないかと考えられているそうです。

また、今回のモデルチェンジに合わせ車のデザインも若干変更が加えられています。下のイメージはアップグレード前のモデルSになるのですが、アップグレード後のモデルではフロントが広く覆われより見た目もより高級車になりました。

▼旧型のモデルS
テスラ モデルS_1