レオパルトI

第二次世界大戦後、西ドイツが単独開発したのはレオパルトIという戦車です。この戦車に360度自在に見渡せるカメラを搭載し撮影したという珍しい車載映像が公開されています。

戦車が走っているところを見られる機会は富士総合火力演習(そうかえん)などいくつかあるのですが、車内がどうなっているのか、そして走行中はどんな景色が広がるのかまでは、なかなか見る機会がありません。その貴重な様子を360度カメラで撮影して自由に見られるムービーがYouTubeで公開されています。

GIGAZINE
戦車を撮影した動画はいくつかあるのですが昨年公開されたものは360度見る角度を変えられるというものです。



こちらがレオパルトIの車載映像です。まるでゲームをしているかのような実写映像としてみることができます。

レオパルトIは第二次世界大戦後開発された旧西ドイツの戦車です。この世代の戦車は『第二世代主力戦車』に位置づけられており、いわゆる第二次世界大戦末に開発された重戦車も撃破可能な強力な砲と軽・中戦車の優れた機動性と防御性を兼ね備えた特徴があります。
西ドイツはレオパルトIを国内向けに2437両生産しイタリアへ720両、ギリシャへ520両、オランダへ468両など14カ国に4500両あまりを輸出することができた西側諸国の名戦車となりました。