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南米の西海岸に位置するエクアドルで今月18日、マグニチュード7.8の強い地震が発生したのですが、地震が発生する前、地震光が観測され撮影に成功したなどと報じられているそうです。

4月18日に南米のエクアドルで発生した地震が起きた際に、地震を襲った広範囲の地域の上空で光が点滅する「地震光(Earthquake light)」が観測されていたことが、ソーシャルネット上にアップロードされた映像により判明した。

BusinessNewsline
日本でもほとんど耳にしない地震光という幻とされた現象についてエクアドルで観測され撮影に成功したという写真や動画が出回っていると報じられています。記事によるとこの地震光はいずれも地震が発生する前、エクアドル共和国最大の都市グアヤキルやデュランなど複数の都市で観測されていたらしく、光は上空で明るく点滅を繰り返していたとされています。

こちらの記事について調べてみたところ該当する動画がYoutube上にアップロードされており(参考)、確認したところ光が直線上に通過していることから隕石が落下した映像で間違いないと考えられます。ただ、同じくYoutubeなど動画サイトによる同じエクアドルで観測されたとする映像では地震前に地表付近の山肌にオーロラのような青白く輝く発光現象が観測されていたそうです。





これだけで地震光と判断できないのですが、日本では三河地震、兵庫県南部地震、新潟県中越地震地震の前に明るく光ったなどと目撃証言が残っており、宏観異常現象(地震雲ような大地震の前触れ現象)の一つとして扱われています。
また、NASAエイムズ研究センターやサンノゼ州立大学らが行った共同研究では地震光という一種の発光現象は決まった形状や色があるわけではないとしたうえで、玄武岩や斑れい岩に力が加わることで電荷が開放し地上に達することで空中放電することがあるなどと科学的に光の正体を明らかにしています。(参考