
全長6,300km、アジア最大の河川『長江』。紀元前14000年頃から長江文明が成立し、現在はその流域は国内最大の工業・経済発展地域になっています。そんな長江で川さらいを行っている業者によると日々様々なモノが流れてくると話しているのですが、それは人間も例外ではない話しているそうです。
2016年4月18日、仏メディアによると、中国最大の河川・長江は全長6300キロに及ぶが、重慶市江北区朝陽河の川さらい業者は河川から遺体を引き上げることが日常業務になっている。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。フランスメディアが報じた内容として、長江で川さらいを行っている業者の話として年間100人あまりのご遺体を引き上げているとしています。引き上げられる数はその年に何があったのかで変わり、特に大規模な自然災害があった時は1週間に70ものご遺体を引き上げたことがあったといいます。
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そして自然災害以外で流れ着くものものでは事故や事件に巻き込まれたものもあるのですが、圧倒的に多いのは身投げにより亡くなったと考えられるものです。また男女の比率としては女性が多いと話しているといいます。
女性が多い理由として業者によると川さらいを行っている重慶市では農村から出稼ぎに出てきた女性も多く、家庭や人間関係などさまざまな事情からこのような数になっているのではないかとのことです。
日本とは異なり中国ではご遺体は引き上げ料として遺族に請求する場合があり最近は特に目立っているといいます。もちろん、お金目当てに遺体を引き上げるという訳ではないと考えられるのですが、特にそのような場面に出くわす漁師らがご遺体を引き渡す代わりに日本円にして数万円分の引き上げ料を遺族に請求する例も確認されているとのことです。
これほど多くのご遺体が上がる川は世界でも長江以外無いのではないかと考えられるのすが、その理由は全流域で4億5000万人を超えるという人口密度や中国内における潜在的な社会問題にあるということなのでしょうか。
