
海外メディアによるとノルウェー空軍のジェット戦闘機F-16が病院で使用する特殊な医療機器を運び患者の命を救ったと報じられています。同機は当時偶然にも荷物を運べる装置を装備しており出動することができたとしています。
ノルウェーで4月4日、病院で発生した危篤患者に対応するため、病院からの要請を受けたノルウェー空軍が、F-16戦闘機を使って専用の医療機器の緊急搬送を行ったことが判った。海外メディアによると、今月4日ノルウェー中部ボーデの病院で肺と心臓の特別な治療機器を必要とする症状に陥った患者がでたといいます。実はこの医療機器はかなり特殊な装置のようでボーデの病院には置かれておらず、国内では最短でも450km離れたトロンヘイムの病院にあることがわかったといいます。
BusinessNewsline
連絡を受けたトロンヘイムの病院は車や電車では間に合わないと判断し近所にあるというノルウェー空軍基地に空軍機を利用できないか緊急要請したといいます。当時の様子について病院によると基地側は機器のサイズのみ聞いてきたと話しており、特別に機材を基地に届けボーデの病院に送ることになったといいます。
450kmということでヘリコプターでも十分輸送可能な距離なのですが空軍が使用したのはF-16でした。実は同時間、空軍基地では2機のF-16が訓練のため離陸準備を進めておりそのうち1機が外付けの荷物入れを偶然にも装備していたとのことです。
基地の責任者によると450kmは通常は35分ほど時間をかけて飛行する距離なのですが、特殊性を考慮して通常よりも10分早い25分足らずでこの間を飛行したといいます。つまり、単純計算では1080km/hになり、予想では音速に近い速度かまたは超える速度で飛行していたのではないかと考えられます。
その後、医療機器は病院に届けられ患者に使用されたとのことです。
F-16はアメリカのジェネラル・ダイナミクス社(現在ロッキード・マーティン)が開発した多用途戦闘機で初飛行は1974年となっています。その後、現在にいたるまで複数の派生型が誕生しており生産数は合計で4500機以上となっています。F-16はノルウェーを含め20カ国以上に配備されています。
