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中国メディアによると、化学工場に近い小学校に通う児童らが鼻血を出したり皮膚の腫れ、かゆみなど健康被害が相次いでいるとして当局により工場が閉鎖される出来事があったと報じられています。

上海のニュースサイト『澎湃新聞網』によると江蘇省南通市にある城南实验学校(小学校)で健康被害を訴える生徒が複数でる騒ぎが起きていると報じています。

江苏一小学多名学生流鼻血 官方凌晨宣布附近化工厂全停产
中国でまた生徒の体調異変!化学工場付近の小学校、クラスの... - Record China

記事によると学校関係者の話として、1,500人の児童のうち何人が鼻血などの症状がでているのか統計はでていないなどと話しているものの、この学校に通う生徒によるとクラスの半数が鼻血を出したり肌の痒みや腫れ、咳きが出るなど健康被害を訴えているといいます。
また学校側の対策の遅れにも問題があると考えられており、今月19日には保護者らにより集団欠席を学校側に申請するなど動きも強まっていたといいます。

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実は学校の近所には化学工場があり連日謎の刺激臭が立ち込めていたといいます。一体何を生産していたのかは不明なのですが、集団欠席の申請があった翌日には問題の工場が強制的閉鎖されるなど当局もようやく対策に乗り出したと報じられています。

この症状を出す化学物質は一体何だったのか、他の中国メディアによると地下水からクロロベンゼンというDDTや除草剤、色素、ゴムの合成中間体の原料として使われる物質が検出されたとしており、検出量は基準値の約9万5000倍という濃度だったとしています。