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ちょっと前に医療機器を緊急搬送したことで話題になったノルウェー空軍のF-16戦闘機。実は今月、同じくノルウェー空軍のF-16が訓練中に機関砲を誤射してしまいあろうことか管制塔に命中してしまう珍しい事故を起こしたと報じられています。

【4月25日 AFP】ノルウェー軍は24日、F16戦闘機が訓練中に誤って管制塔を機関砲で攻撃する事故があったと発表した。管制塔内には当時、軍関係者3人がいたが、いずれもけがはなかったという。

AFPBB News
記事によると事故があったのは今月12日、ノルウェー西岸沖に位置するタルバという無人島で攻撃訓練のため2機のF-16が参加。そのうち1機から機関砲が発射され射線上にあった空港の管制塔に命中したとしています。命中したのはいずれも訓練用の砲弾だったと話しているそうです。

海外メディアによると、事故があったのは夜間で飛行場からおよそ500mほど離れた地点から機関砲が発射されたとしています。また今のところ原因はわかっっていないとしているのですが、2009年にも同じ空港で同じ事故が発生していたとのことです。

▼M61 バルカン
M61

F-16に搭載されている機関砲はゼネラル・エレクトリック(GE)社製の『M61 バルカン』です。M61 バルカンはアメリカが開発したF-15やF-22など現在配備されている大半の戦闘機や戦闘攻撃機に搭載されている信頼性の高い機関砲です。

6つの砲身が高速回転することで高い射撃速度があり、発射速度は毎分4,000発と6,000発の切り替え式となっています(発射時間はおおむね2秒、100~200発程度制限)。本体重量は140~190kgで砲弾は20x102mmを使用し、故障発生率は100,000発に1回程度とされています。

▼JM51A1(M61 バルカン用の模擬弾)
JM51A1