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超学歴社会の韓国。実はこの国で『頭が良くなる点滴』というのが流行っているらしく、韓国内でも大きな話題を集めているといいます。

2016年4月26日、成績を少しでも上げようと「頭の良くなる注射」を打ってテストに臨む韓国の小学生の姿を韓国・朝鮮日報が伝え、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。 

Record China
韓国のる朝鮮日報が26日報じた内容として、最近ソウル市で『頭の良くなる』という点滴が流行っている報じています。朝鮮日報によると市内でも特に教育に関する意識が高いという大峙洞地域を中心に行われており、地域にある10の病院のうち7の病院で同様の効果を謳う点滴を提供していることがわかったとのことです。

記事によるとこの点滴は1回あたり1回6万〜12万ウォン(約5800〜1万1600円)の費用がかかるというものの、最近ではテストを受ける子供が親に連れられ訪れるという姿も珍しくないといいます。

点滴で頭が良くなるという胡散臭い点滴について韓国の専門家も疑問視しており、「頭脳活性化注射」などと謳う点滴は主成分がイチョウの葉のエキスで血液循環を良くするという効果がある他は大半は水分で尿として排出される指摘しているそうです。また家庭医学科の専門家は「点滴は科学的根拠はない」と効果を否定しています。

韓国のネットユーザらは今回の報道について「そんな詐欺注射は韓国にしかないだろう」 「病院が生き残る方法…」というコメントの他、親に対しても「そんな注射があるなら親にまず打った方がいい」 「親がそこまでばかなんだから、子どもが賢いわけがない」などとコメントが寄せられていたとのことです。

驚きなのは根拠の無い成分と効果を謳ったものが個人の病院患者に提供されているということです。どのような企業が開発している製品なのかは不明ですが、国の審査が通ってない製品と考えられるため興味本位でも打たないほうがよいと考えられます。